千葉県長生郡一宮町 (2014年 8月3日 日曜日)
2014年ASPジャパンツアーの第4戦目となるジュニアイベント「GoPro JUNIOR GAMES」は、昨日8月2日(土)と今日の 8月3日(日)に、千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)で開催された。
今日の千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)のイベント会場付近の天候は快晴、ほぼ無風で、サイズは1から2フィート(1.5メーター)となった。今朝7:00のファーストコールのあと、イベント主催者は、ファイナルデーにゴーサインを出し、今日はU-20 ボーイズ、そしてU-16カデット、それぞれのクオーター・ファイナル、セミファイナル、ファイナル、加えて、U-20ガールズのラウンド1、更にマンオンマンのセミファイナル、3位決定戦、ファイナルが行われ全日程を終えた。
U-20ガールズの3位決定戦を戦ったのが、北沢麗奈と須田那月。ヒートトータルスコアを7.65ポイントに伸ばした北沢麗奈が7.25 ポイントの須田那月を上回り、北沢麗奈3位、須田那月4位が確定した。
U-20ガールズファイナル に勝ち上がったのは、田代凪沙と新人の都筑亜夢路という、新旧の楽しみな対決が実現した。新人の都築は2.75と2.35ポイントでヒートトータルスコアが5.10ポイントに対して、田代は7.00と6.10ポイントと貫禄を示し、ヒートトータルスコアを13.10ポイントで都築に圧勝をした。U-20ガールズの優勝は、田代凪沙となった。
U-16 カデットのファイナルに勝ち進んだ4名は、 村上蓮、中塩裕貴、西慶司郎、そして田中大貴の4名がファイナルに進出。
4位入賞は田中 大貴、3位は昨年と同様の 西慶司郎。西はファイナルでエクセレントな8.00ポイントに成功しながら、バックアップスコアが2.45ポイントの留まった。そして準優勝も昨年同様に 中塩裕貴となった。中塩は、ヒートトータルスコアが11.10ポイントで優勝者とのスコアの差は小数点差。今季絶好調で目下負けなしの 村上蓮は、今季静岡県で開催された第1戦から今回のイベント通して全て首位で、驚異のヒート全勝での優勝となった。
WJCへのキップがかかったメインクラスは、激戦の数々を勝ち抜き、ハイスコア合戦となったU-20メンズは、そのファイナルに勝ち上がったのが、仲村拓久未、ルイス・ギリック(オーストラリア)、新井洋人、そして塚本 勇太の4名となった。
4位入賞は唯一のローカル・サーファーである塚本 勇太。3位はラウンド2でインタフェアランスを克服しながら見事ファイナルまで進出した新井洋人。そしてこの優勝争いを演じたのが、ギリックと仲村に絞られた。ギリックは今季オーストラリアのジュニア・シリーズにおいて、トーキーの初戦で9位入賞、更にシドニーでの第3戦で5位というキャリアの持ち主である。仲村は今季、ジュニアとQSシリーズを積極的に参戦してQSの世界ランキングは現在137位をキープしている。そしてギリックは7.75と5.40ポイントでヒートトータルスコアは13.15ポイント。仲村は7.50と6.75ポイントとし、ヒートトータルスコアは14.25ポイント。常に平常心を崩さなかった仲村が最後のライディングで見事7.50ポイントをメイクして勝利の決め手となった。
GoPro Junior Games 2014のチャンピオンは仲村拓久未となった。
「応援してくれた皆さん、ありがとうございます。勝つ事だけを考えるようにしていたので、優勝が出来て本当に嬉しく思います。沖でブレイクする波を勝ち取るように心がけました。過去にWJCでの好成績をまだ収めた事がまだないので、今年も是非WJCへ出場を実現させて、更に上位入賞を目指して来年はプライムシリーズへの出場権を勝ち取るのが目下の最大の目標です。皆さん、応援本当にありがとうございました。」と仲村が優勝インタビューで語った。
GoPro Junior Games 2014 Junior 最終公式結果:
1st, 750Pts, U$2,000:仲村拓久未
2nd, 563Pts, U$900 :ルイス・ギリック(オーストラリア)
3rd, 422Pts, U$600: 新井洋人
4th, 369Pts, U$500: 塚本 勇太
GoPro Junior Games 2014 Girls 最終公式結果:
1st, 750Pts, :田代凪沙
2nd, 563Pts, :都筑亜夢路
3rd, 422Pts, :北沢麗奈
4th, 369Pts, :須田那月
GoPro Junior Games 2014 Cadet 最終公式結果:
1st, 750Pts, :村上蓮
2nd, 563Pts, :中塩裕貴
3rd, 422Pts, :西慶司郎
4th, 369Pts, :田中大貴
2014 ASP Japan ツアー次戦は2014年9月13日から9月14日まで千葉県南房総市千歳で開催予定のJunior Men’s、Junior Girl’s、Cadet(U16)の各クラスが組み込まれているMinami Boso Junior Proとなる予定。
例年どおり11月に開催されるワールドジュニアの代表を選ぶためにこの大会はとても重要な1戦となった。
昨年同様にワールドランキングにおいてトップの20歳以下の選手からの選抜を含め、次戦の南房総大会までに選抜内容が確定するが、この試合の上位獲得が今年のWJCへの重要な鍵となる事は間違いない。
ワールド基準が刻々と変動する中、ASPコミッショナーオフィスは、2015年のジュニア年齢基準を19歳以下、2016年には18歳以下と定める事を決定した。
今後ジュニアの年齢層は一段と若返り若年層のレベル強化を促している。
U-20のクラス代表は11月に行われるWJCの選抜選手を決定する重要な大会となる。
このジュニアイベントはJunior Mens(ジュニア20歳以下)U-20とJunior Girls(ジュニア・ガールズ20歳以下)U-20の2クラスで争われる。
ジュニアU-20はワールドジュニアチャンピオンズに選抜される男子5名(又は6名未定)、女子2名(又は3名未定)がセレクトされる重要な大会である。
(1スター)のポイントが争われ、中盤のポイントゲットに向けて各選手とても重要な試合となった。
このイベントはインターネットによるライブ放送されました。
イベント公式ページはhttp://www.aspjapantourlive.com/2014/gopro/index.phpからどうぞ!
「GoPro JUNIOR GAMES」は、下記スポンサー各位に感謝すると共に提供されました。
・GoPro ・ASAHI SOFT DRINKS(アサヒ飲料株式会社)
・波伝説(サーフレジェンド)
・G-SHOCK(カシオ計算機株式会社)
・SYNDICATE(シンジケート・サーフプロダクツ)
・Dove Wetsuits
公認
・ASP インターナショナルジャパン
協力
・一宮町
・一宮サーフィン業組合
・NSA千葉東支部
■問合せ先:ASPジャパン事務局
Email:office@aspjapantour.com