もしあなたが身体の一部に障害を抱えたとしたらサーフィンを諦めますか?
世の中には、出産を控える「ソウル・サーファー」ベサニー・ハミルトンや視覚障害をもちながらサーフィンに挑むデレク・ラベロのように、ハンディキャップに負けず不撓不屈の精神でチャレンジするサーファーがいます。
日本人サーファーである伊藤建史郎さんもその一人。
サーフィンをこよなく愛する伊藤さんは今から2年前の2013年2月、職務中の不運の事故によりその右足の膝から下を失ってしまいました。しかし彼が選んだ選択肢は“義足サーファー”として波に乗ること。
今回紹介する動画は、伊藤さんが昨年12月30日に撮影した2014年の波乗り千秋楽。
『 2014 Live Like Kenjiro 』 Vol.3 from Marchfilm on Vimeo.
丁寧に波を捉える姿にはハンディを感じず、むしろ力強さすら感じます。また伊藤さんは動画中で、以下のように語っています。
「今年も一生懸命楽しんで波乗りできた。その都度ドラマがあって、そのドラマを共有しあいながら仲間とそういう話を今年もできたっていうのはやっぱりよかった。」
サーフィンができて、その日々の出来事を仲間や家族と共有できることはとても幸せで恵まれている事なんですよね。
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