World Surf League(WSL) Qualifying Series(QS) #29 – 1,000、Longboard Tour(LT) #7 – 1,000、Grommet U-12『Trump Hyuga Pro』:
宮崎県日向市小倉ヶ浜海岸:
LT Men’s 1,000 Semi-Finals・Final、LT Women’s 1,000 Round 2・Quarter-Finals、Grommet U-12 Round 1・Quarter-Finals:
2015年10月11日(日曜日):
「2015 WSL Japan Regional Tour」の後半戦となるWSL QS #29 – 1,000、LT #7 – 1,000、GrommetU-12『Trump Hyuga Pro』は、2015年10月9日(金曜日)~10月12日(月曜日・体育の日)までの4日間のウェイティング・ピリオド(開催期間)を設け、温暖な土地と波の宝庫として知られる宮崎県日向市にある日本を代表するサーフ・ゲレンデ「小倉ヶ浜海岸」において開催された。
イベントのファイナルデーとなるDay 4、ライトブレイクをメインとした腰~胸サイズの形良いライダブルなコンディションの小倉ヶ浜海岸において、「Women’s LT #7 – 1,000」Semi-Finals~Finals、「Grommet U-12」Quarter-finals~Finals、そしてインビテート・コンペティター(招待選手)で争う「Trim and Glide(Single Fin)」を終了し、2015 WSL Japan Regional Tour『Trump Hyuga Pro』すべてのディビジョンのNew Championが決定。
「Women’s LT #7 – 1,000」ディビジョンのSemi-Finalsは、Round 1から素晴しいクラシック・ターンを融合させるハイスコアを連打して勝ち上がってきた「田岡なつみ(千葉・日本)」が、同じホーム・サーファーである「鈴木由貴(千葉・日本)」を破ってFinal進出を決めた。そして、もう一方のSemi-Finalsでは、ハワイのワールド・ベスト・ロングボーダーとして知られるアヒナ・ファミリーの1人「アヒナ・スターシア(ハワイ)」が、2014シーズンにおける「WSL Women’s LT Japan Regional Champion」であり、イベントのDefending Championでもある「吉川広夏(千葉・日本)」を破ってFinalへと進出。
25分間のFinal序盤、スターシアがライトへのファーストセットをとらえて先制する。長身と長い手足を生かした美しいスタイル溢れるハングファイブと、ドロップニー・カーヴ、そしてクローズアウト・リエントリーなどをコンビネーションさせ、5.75、そしてエクセレントに近い7.75ポイントをスコアしてリード。一方、Finalを先行された田岡も、流れるようなハングファイブ、スウィーピング・カーヴなどをコンビネーションさせて5.00、5.85ポイントをスコアして応戦する。
ヒート終盤に入って残り時間10分、追いかける田岡のNeeds(逆転に必要なスコア)は7.66ポイント。プライオリティ(優先権)を持っていたスターシアがミディアム・セットにアプローチした直後、Final最大となるビッグ・セットが入り、田岡がピークからライトブレイクへとアプローチ。スピードと流れのあるダウン・ザ・ライン、クリティカルなセクションにおける2つのハングファイブ、そしてパワーの入ったクローズアウト・アタックを決め、Finalハイエストとなるエクセレントな8.50ポイントをスコアして逆転。そして、その後はスコアリング・ウェーブは入らずにタイムアップ。日本の田岡が、ハワイのワールド・ベスト・ロングボーダーであるスターシアを下し、2015 WSL Women’s LT #7 – 1,000『Trump Hyuga Pro』New Championに輝いた。
「Grommet U-12」ディビジョンFinalは、千葉の洗練された素晴しいスタイリッシュなレフトハンダーである「松原渚生(千葉・日本)」と、湘南のキッズ・リッパー「矢作紋乃丈(藤沢・日本)」とのマッチアップとなり、バックハンドでのスピード、パワー、フロー、そしてリスクの高いコミットメント(積極性)なアプローチを魅せた松原が、7.25、6.25ポイントをスコアし、ヒート・トータル13.50ポイントを揃えて2015 WSL Grommet U-12『Trump Hyuga Pro』New Championに輝いた。
インビテート・コンペティターによるスペシャル・ディビジョン「Trim and Glide(Single Fin)」は、サーフィンの原点である「Single Fin」をリスペクトし、リップ・アクションやリバウンド・カーヴなど、いわゆるショート・ボードのような過激なアタックは一切封印し、古くから伝わるロングボードならではのクラシック・スタイルに「ジャッジ・クライテリア(採点基準)」を置き、ロングボード伝統の「Classic Champion」を決めるディビジョンだ。
日本と世界各国から、Men’sとWomen’sディビジョンによる混合での素晴しいワールド・ベスト・ロングボーダーたちがインビテートされ、ハングファイブとハングテンをマインとし、クロスステップからのスイッチフット・ライド、キック・フェイスなど、数々の素晴しいロングボードの伝統であるクラシックなソウル・アーチが披露された。そして、2015 WSL『Trump Hyuga Pro』Trim and Glide(Single Fin) Championは、ハワイのワールド・ベストロングボーダーである「アヒナ・ネルソン(ハワイ)」が見事に優勝・賞金100,000を獲得した。
そして、もうひとつのスペシャル・ディビジョン「あくがれTeam Challenge」。ショートボード・ロングボード、Men’s、Women’s問わず、2名のサーファーが1組となり、1本の波に同じチームの2名が必ずライドし、いかに2名のサーファーが同じ動きをするところに「ジャッジ・クライテリア」が重視される。いわゆる「シンクロナイズド・サーフィン」と言う、今までのサーフィン競技にはなかった大変ユニークなディビジョンだ。ワールド・サーファーたちによるシンクロナイズド・サーフィンは、大海原のキャンパスに描かれる素晴しいアーティスティックなサーフィンで、会場に詰めかけた多くのサーフィン・ファンと一般ギャラリーたちを魅了した。そして、ロングボードでの素晴しいアートなサーフィンを披露したペルーの偉大なるWorld Champion「ピッコロ・クレメンテ(ペルー)」と「ルーカス・ガリード・レッカ(ペルー)」チームが優勝。副賞として2.7升の特大「あくがれメガ・ボトル」が送られた。
※2015 WSL Women’s Longboad Tour(LT) #7 – 1,000『Trump Hyuga Pro』Final Results:
1st:
「Natsumi Taoka(Chiba / JPN)」
2nd:
「Stacia Ahina(HAW)」
3rd:
「Yuki Suzuki(Chiba / JPN)」、「Hiroka Yoshikawa(Chiba / JPN)」
5th:
「Shiho Okazawa(Chiba / JPN)」、「Yoko Kawano(Miyazaki / JPN)」、「Nava Young(AUS)」、「Ashley Ahina(HAW)」
※2015 WSL Japan Regional Event Grommet U-12『Trump Hyuga Pro』Final Results:
1st:
「Sho Matsubara(Chiba / JPN)」
2nd:
「Monnojo Yahagi(Fujisawa / JPN)」
3rd:
「Kojun Hirasaka(Miyazaki / JPN)」、「Tensi Iwami(Chiba / JPN)」
5th:
「Ryuichi Inoue(Chiba / JPN)」、「Riki Komatsu(JPN)」、「Takumi Yasumiba(Chigasaki / JPN)」、「Katsuto Takeuchi(Hamamatsu / JPN)」
※2015 WSL Japan Regional Event Trim and Glide(Single Fin)『Trump Hyuga Pro』:
Winner:
「Nelsen III Ahina(HAW)」
※2015 WSL Japan Regional Event Akugare Team Challenge『Trump Hyuga Pro』:
Winner:
「Piccoro Clemente(PER)」and「Lucas Garrido Lecca(PER)」
※World Surf League(WSL) Qualifying Series(QS) #29 – 1,000、Longboard Tour(LT) #7 – 1,000、Grommet U-12『Trump Hyuga Pro』は、下記スポンサー各位に感謝するとともに提供されました。
主催:
・小倉ヶ浜プロサーフィン大会実行委員会
特別協賛:
・TRUMP WETSUITS
協賛各社:
・株式会社あくがれ蒸留所
・アサヒ飲料株式会社
・GoPro
・Luliluli Bikinis
・波伝説
・G-SHOCK(カシオ計算機株式会社)
・黒木鉄工所
・MADSON of AMERICA
公認:
・World Surf League(WSL)
協力:
・日向市サーフィン連盟
・延岡市サーフィン連盟
後援:
・日向市
・日向市観光協会
・日向市商工会議所
開催地:
宮崎県日向市小倉ヶ浜海岸
※World Surf League(WSL) Qualifying Series(QS) #29 – 1,000、Longboard Tour(LT) #7 – 1,000、Grommet U-12『Trump Hyuga Pro』のライブ中継、公式結果、写真、ニュースなどの詳しい詳細については、以下のイベント公式ページよりご参照願います。
http://www.worldsurfleague.jp/
※WSL World Tourについてのさらなる詳しい詳細については、WSLインターナショナルページからご参照願います:
http://www.worldsurfleague.com/
※WSLインターナショナル日本語訳記事と、WSL Japan Regional Tourについてのさらなる詳しい詳細については、「WSL Japan Regional」ページからご参照願います: