Hのウラナミ『海上がりにいかがでしょうか』

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H:ボディーボードがメーンです。一番印象に残っているのは、20年前に入ったエフカイでなぜかパイプの端まで流されて乗ってしまった恐ろしく掘れたデカい波。入社は16年ほど前、ダイヤルQ2で波情報を配信した時代です。今はデスクの仕事が多いですが、波チェックに関しては生涯現役でいたいです!

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 朝晩はまだまだ寒い日が続きますが、日中は暖かい日がようやく増えてきた4月半ばの湘南では、自然が活気づいてきています。

 海では美味しいワカメやしらすが揚がり、丘では山菜の季節が終わり、農協の即売場では立派なタケノコが出回っています。

 波のチェック業務にも、雨風が強くない日、それと花粉に悩まされなければ、気候的には一年の中でも比較的に良いシーズンです。もっとも五月下旬からは次第に暑さが厳しくなるので、これからのひと月が気温としては一年でもっとも良い時期かもしれません。

 日増しに陽が長くなり、特に朝の海岸では小鳥たちのさえずりがとても賑やかです。

 先日、朝早いシフトを終えて、夕方に帰宅する際に、辻堂海浜公園のプール脇の松林を抜ける小道を自転車で通り抜けようとすると、地面が一面とてもきれいな花で覆い尽くされていました。それもかなり広い面積で。

 わくわくしながら近づいて見ると、それは色とりどりの水仙の花でした。

 あまりにもきれいだったので、思わず自転車を降りて、一面の花を間近にじっくりと眺めてみました。

 紫や、白、黄身がかった色とりどりの水仙が数十本ずつのグループで、林のあちらこちらで、涼やかな風と夕陽を浴びてかわいらしくゆらゆらと揺れています。

 よく見るとグループごとに色や花の形が違っていて、なんと全部で20種類ほどにもなる、水仙の大セッションです。

 どの色・形も見たことのないものが多く、すっかり感動。スマホで沢山写真を撮りました。その中で、その中から1枚をご紹介します。

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 これはオーソドックスな白とヤマブキ色のコントラストがとてもさわやかで、かなり洋風の水仙です。他にもとてもきれいな種類が沢山あるのですが、この場ですべてをご紹介することはできないのが残念です。

 水仙は間もなく終わってしまいますが、湘南全域で考えると、5月はつつじがきれいな季節ですし、6月にはビーチでハマユウが満開になり、鎌倉などではあじさいが満開になります。

 海上がりのちょっとしたチルアウトとして、目を向けても良いかもしれません。

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