クーランガッタ、クイーンズランド/オーストラリア（2015年3月6日金曜 日）サムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ（WSL）チャンピオンシップ・ツアー開幕戦「クイックシルバー＆ロキシー・プロ・ゴールドコース ト」は、メンズはオフ。スモールながらクリーンなコンディションでウイメンズのラウンド3と4が行われ、ベスト８が決定した。

現在までのところ、ロキシー・プロで最も支配的なパフォーマンスを見せているシルヴァナ・リマ（BRA）は、サリー・フィッツギボンズ（AUS）とのヒートで、シーズン初のパーフェクト10を記録した。

サリーも9.63で猛烈なスタートダッシュを見せていたにもかかわらず、ブラジリアンはスナッパー・ウォールで彼女のフル・レパートリーを披露。そして、彼女はエア・ゲームとパワー・ターンでクオーターファイナルのポジションを固めた。

「自分にとって最高のヒートでした。」と、リマが言った。「サリーに対してプ レッシャーが凄くありました。彼女はとても素晴らしいですからね。だから、自分のベストなサーフィンをするために、良い波を待ったんです。エアをいつも 狙っています。エアがスコアを上げてくれるのです。10ポイントをゲット出来て本当に最高でした。」

リマはクオーターファイナルでは、今回のイベント3度目となるヒートをステファニー・ギルモア（AUS）と戦う。

ギルモアWSL / Cestari

ラウンド1から対戦したふたりは、リマがまず1勝。ラウンド3でもギルモアにリマがプレッシャーをかけるも、クラシック・レール・ゲームを用いたギルモアは、 終了間際にエクセレントな9.00をマーク。土壇場の大逆転でクオーターファイナルのポジションを手に入れた。

「ラウンド3は敗者なしのラウンドなので、あまり心配していませんでした。」と、ギルモアが言った。「シルヴァナは最も素晴らしいウェイブ・セレクションでしたね。だから自分は必ず良い波を掴まなくてはならなかった。最後の波が来て本当にラッキーでしたね。」

タイラー・ライト（AUS）WSL / Cestari

タイラー・ライト（AUS）は、もう一人のトップ・パフォーマーで、ラウンド3 のヒートで、コートニー・コンローグ（USA）とココ・ホー（HAW）と対戦した。ライトはヒートのスタートから絶好調で、早くからエクセレントの 8.77をマーク。そして17.20のヒート・トータルでクオーターファイナルのポジションを手に入れた。

「思っていたより、良いコンディションになりましたね。」と、ライトが言った。 「潮が干いてサンドバーにバッチリはまりました。いま結構良い波ですよ。あまりここでサーフィンしないので、このスウェル・ディレクションでどれがベスト な波なのかをミック（ファニング）に聞いたんです。普段は人の話は聞かないんですが、彼のお陰で上手く行ったみたいです。」

また、ハワイアン・サーファーのカリッサ・ムーア（HAW）、マリア・マニュエル（HAW）、タティアナ・ウエストン-ウェッブ（HAW）の3名は、洗練されたフォームを見せて、それぞれクオーターファイナル進出を決めた。

イベント主催者は、午前7時30分（現地時間）にコンディションを判断し、午前8時のスタートを目指してファーストコールする。

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ライブ中継はこちら。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1207/quiksilver-pro-gold-coast/live

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・クオーターファイナル・マッチアップ：
ヒート1：マリア・マニュエル（HAW）対タティアナ・ウエストン-ウェッブ（HAW）
ヒート2：ステファニー・ギルモア（AUS）対シルヴァナ・リマ（BRA）
ヒート3：タイラー・ライト（AUS）対コートニー・コンローグ（USA）
ヒート4：カリッサ・ムーア（HAW）対レイキー・ピーターソン（USA）

クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト：ラウンド2マッチアップ
ヒート1：ミック・ファニング（AUS）対デーン・レイノルズ（USA）
ヒート2：ケリー・スレーター（USA）対ジャック・フリーストーン（AUS）
ヒート3：ミシェル・ボレーズ（PYF）対グレン・ホール（IRL）
ヒート4：エイドリアーノ・デ・スーザ（BRA）対C.Jホブグッド（USA）
ヒート5：タジ・バロウ（AUS）対リカルド・クリスティ（NZL）
ヒート6：ジョシュ・カー（AUS）対ブレット・シンプソン（USA）
ヒート7：コロヘ・アンディーノ（USA）対ジェレミー・フローレス（FRA）
ヒート8：オーウェン・ライト（AUS）対キアヌ・アシン（HAW）
ヒート9：エイドリアン・バカン（AUS）対イタロ・フェレイラ（BRA）
ヒート10：フリーペ・トリード（BRA）対アダム・メリング（AUS）
ヒート11：カイ・オットン（AUS）対ウィゴリー・ダンタス（BRA）
ヒート12：ミゲール・プポ（BRA）対ジャドソン・アンドレ（BRA）