プライア・ドス・ペスカドーレス、エリセイラ/ポルトガル(2016年1月8日金曜日)WSL-WJC「エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオ ンシップ」は大会5日目。
厳しい風雨のストーミー・コンディションの中、プライア・ドス・ペスカドーレスの 2~3フィートのコンディションで再開。ワールド・ベスト・ジュニアサーファー達は、パフォーマンス・サーフィンの限界をプッシュし続けた。
本日はメンズのみが行われ、メンズのラウンド2の10ヒートが行われた。
シェーン・サイクス(ZAF)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot
タフなコンディションで中での、本日のハイエスト・ヒート・トータルは、シェーン・サイクス(ZAF)の16.60。ロング・レフトでのサイクスのシャープなバックハンドのスナップは、彼の対戦者をコンビネーション・シチュエーションへ追い込み,勝利を彼にもたらした。
ノア・シュワイツァー(USA)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot
また、イースト・コースト出身のノア・シュワイツァー(USA)は、自分のホームのラインナップに似た今日のブレイで、エクセレント・ウェイブを見つけて、スタイリッシュなサーフィンを披露。イベントのトップ3に入るハイエスト・ヒート・トータルをスコアして、彼のエクセレント・フォームを固めた。
本日の日本チームは、H1に森友二、H7に都築百斗、H9に安井拓海が登場。
早朝の第1ヒートとなった森友二のヒートは、スローなヒート展開。森はバックハンドで4.50、4.73,をスコアし、2ウェイブトータルでヒートスコア9.23をマークするも惜しくも猛烈なフォハンドを見せたデイヴィッド・シルヴァ(BRA)の前に敗れ、今大会は33位でフィニッシュ。
初WJCの緊張からか力を出し切れなかった森友二だが、次なるステップへの足掛りを見つけたに違いない。
都筑百斗は、カラニ・デビッド(HAW)と対戦。カラニに終始リードされたモモトだったが、最後までチャージを見せ、ヒート終盤にはフォアハンドのビッグターンで6.03をスコア。ヒートトータル11.80をマークするもここで敗退。
初参戦となったWJCで33位でフィニッシュ。来年度に再びこのステージ戦うモモトに期待したい。
安井拓海はファーストライドで8.00のエクセレントスコアをマーク。対戦相手のチャーリー・キュヴョーン(FRA)はグッドスコアを2本揃えてヒートをリード。バックアップを探す安井拓海の前にスコアリングウェイブが来ない。
そして、残り時間5分。バックハンドで素晴しいビッグスナップとカービングをコネクトさせた安井は、7.73をスコア。大逆転でラウンドアップを決めた。昨年5位という実績を持つ安井拓海。こんなところで負けるわけにはいかないのだ。
明日メンズが再開されれば、ラウンド2のヒート15に稲葉玲王、ヒート16に渡辺寛が登場する。頑張れ!日本!
ネクストコールは現地時間の7時45分、日本時間の16時45分。
今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。
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2015年 日本代表選手プロフィール
http://www.jrpro-jpn.com/2012/competitor/
残りのエリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・メンズRD2組合せ:
ヒート11:グリフィン・コラピント(USA)対ダニエル・グレン(USA)
ヒート12:パーカー・コフィン(USA)対カイ・ヒング(AUS)
ヒート13:ベンジ・ブランド(HAW)対イライジャ・ゲート(HAW)
ヒート14:ネルソン・クローラック(FRA)対イマイカラニ・デヴォルト(HAW)
ヒート15:稲葉玲王(JPN)対ルアン・ウッド(BRA)
ヒート16:ゲイティン・デラヘイ(GLP)対渡辺寛(JPN)
エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・メンズRD2結果:
ヒート1:デイヴィッド・シルヴァ(BRA)13.17 def.森友二(JPN)9.23
ヒート2:ノエ・マー・マクゴナグル(CRI)14.03 def.ジュニーロ・ウシア(PER)13.83
ヒート3:ノミ・ミニョ(FRA)12.47 def.ベヴァン・ウィリス(ZAF)6.77
ヒート4:ルーカス・シルベイラ(BRA)15.53 def.アディン・メイセンキャンプ(ZAF)10.00
ヒート5:シェーン・サイクス(ZAF)16.60 def.ビクター・ベルナルド(BRA)11.50
ヒート6:ノア・シュワイツァー(USA)16.33 def.ジョーダン・マーリイ(ZAF)12.83
ヒート7:カラニ・デビッド(HAW)14.07 def.都築百斗(JPN)11.80
ヒート8:ハリー・ブライアント(AUS)14.53 セス・モニーツ(HAW)13.00
ヒート9:安井拓海(JPN)15.73 def.チャーリー・キュヴョーン(FRA)11.43
ヒート10:ミヒマナ・ブレイ(PYF)17.93 defアロンゾ・コレア(PER)14.76
アップカミング・エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・ウイメンズのセミファイナル組合せ:
SF 1:テレサ・ボンヴァロ(PRT)対マヒナ・マエダ(HAW)
SF 2:ホリー・ウォン(AUS)対イザベラ・ニコルズ(AUS)