マーガレット・リヴァー、ウェスタン・オーストラリア(2015年4月18日土 曜日)WSL-CT第3戦「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ」は、8 – 10フィート・プラスのクリーンなコンディションとなったメイン・ブレイクで、メンズのベスト4が決定した。本日ウイメンズはオフ。
イベントはメンズのラウンド4、5とクオーターファイナルが行われ、セミファイナルを戦う4名のコンペティターに絞られた。
ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、クオーターファイナルで、今回のダークホースとなったジェイ・デーヴィス(AUS)を破り、セミファイナルへ一番乗りを決めた。
デーヴィスは6.17でヒートを開始。アーリーリードを取ったが、それに対しハワイアンはマーガレット・リヴァーのラージ・サーフでエレクトリックかつ、スタイリッシュなターンを連発。8.67をスコアしてリードを奪った。
ジェイ・デーヴィス(AUS)Image: WSL / Kelly Cestari
後半に入り、両者とも素晴らしいスコアをマークしていたが、最後にフローレンスが9.20をスコアして、その戦いの終止符を打った。
「ジェイ(デーヴィス)が本当に素晴らしいサーファーだったので、とても緊張していました。」と、フローレンスが言った。「過去に数回、彼とはヒートでサーフィンする機会がありましたが、特にこの種の波では、彼は本当にストロング・サーファーです。
なので、今日のようなメイン・ブレイクのビッグ・オープン・ライトでの彼との試合は本当にナーバスになりましたね。でも最高に楽しいシートで、お互いに連続であんな波に乗れて本当にストークしました。」
ワイルドカードのジェイ・デーヴィス(AUS)は、コンペティションを通して、素晴らしいフォームだった。そして、ガブリエル・メディーナ(BRA)とミック・ファニング(AUS)を排除。今日のラウンド5ではジェレミー・フローレス(FRA)を下し、クオーターファイナル進出を果たした。
彼は、初のCTイベントで第5位でフィニッシュとなった。
「僕は、自分がこんなところまでメイク出来るとは思わなかった」と、デーヴィスが言った。「僕はただ自分がファースト・ヒートでどうやれるか、成り行きを見守るつもりだったんです。でも、逆にザ・ボックスでのサーフィンに自信を得ることが出来たんです。」
ナット・ヤング(USA)Image: WSL / Kelly Cestari
2014年をリピートして、クオーターファイナルでナット・ヤング(USA)とミシェル・ボレーズ(PYF)がリマッチ。昨年とは異なり、2つの7-ポイント・ライドでナット・ヤングがディフェンディング・イベント勝利者を下し、セミファイナル進出。
タジ・バロウ(AUS)Image: WSL / Kelly Cestari
そして、もうひとつのクオーターファイナルでローカル・サーファーのタジ・バロウ(AUS)が、ジュリアン・ウィルソン(AUS)と対戦。
残り時間12分を切って、バロウは逆転するために6.83を探していた。そこで彼は8.17でアドバンテージを取り、更にバックアップを8.10と引き上げて、圧勝した。
エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)Image: WSL / Kelly Cestari
ケリー・スレーター(USA)は、最終ヒートとなったクオーターファイナルで、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)と対戦。そのオープニング10分で、素晴らしいウェイブ・セレクションを見せて、ラインナップを支配したのはブラジリアンだった。
そして、15.37の2-ウェイブ・ヒート・トータルを記録したデ・スーザは、コンビネーション・シチュエーションで11-タイム・ワールド・チャンピオンを下した。スレーターは、ヒート中にサーフボードを折り、ボードチェンジを余儀なくされるアクシデントに見舞われた。
デ・スーザは、今シーズン2度目のセミファイナル。ブラジリアン・ストームが敗退するなか、唯一勢力を保っている。
エクセレントなコンディションが、続くWSL-CT第3戦「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ」。ネクストコールは、現地時間7時、日本時間で8時だ。
オフィシャルサイトでは、ライブ中継の他、様々なコンテンツが用意されている。
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1226/drug-aware-margaret-river-pro
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WSL-CT第3戦ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロはモンスターサーフで開始
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ・セミファイナル組み合わせ:
ヒート1:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対ナット・ヤング(USA)
ヒート2:タジ・バロウ(AUS)対エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・ウイメンズ:ラウンド2組み合わせ
ヒート1:ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)対ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
ヒート2:シルヴァナ・リマ(BRA)対アレッサ・クイゾン(HAW)
ヒート3:マリア・マニュエル(HAW)対クレア・ベビラックァ(AUS)
ヒート4:ジョアン・デフェイ(FRA)対セージ・エリクソン(USA)
ヒート5:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)対ローラ・エネバー(AUS)
ヒート6:ココ・ホー(HAW)対ディミティ・ストイル(AUS)
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ:ラウンド4の結果
ヒート1:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)14.60、ジェレミー・フローレス(FRA)13.73、ミシェル・ボレーズ(PYF)6.77ヒー ト2:ナット・ヤング(USA)16.93、セバスチャン・ジーツ(HAW)は7.90、ジェイ・デーヴィス(AUS)7.83
ヒート3:タジ・バロウ(AUS)16.17、ジュリアン・ウィルソン(AUS)12.43、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)12.30
ヒート4:ケリー・スレーター(USA)13.17、ジョシュ・カー(AUS)7.10、オーウェン・ライト(AUS)4.50
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ:ラウンド5の結果
ヒート1:ジェイ・デーヴィス(AUS)17.10 def.ジェレミー・フローレス(FRA)16.00
ヒート2:ミシェル・ボレーズ(PYF)14.70 def.セバスチャン・ジーツ(HAW)11.50
ヒート3:ジュリアン・ウィルソン(AUS)19.06 def.オーウェン・ライト(AUS)13.00
ヒート4:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)14.83 def.ジョシュ・カー(AUS)10.66
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ・クオーターファイナル結果:
ヒート1:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)17.87 def.ジェイ・デーヴィス(AUS)13.84
ヒート2:ナット・ヤング14.60(USA)def.ミシェル・ボレーズ(PYF)11.23
ヒート3:タジ・バロウ(AUS)16.27 def.ジュリアン・ウィルソン(AUS)13.67
ヒート4:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)15.73 def.ケリー・スレーター(USA)9.96