ロウワー・トラッスルズ、カリフォルニア、USA(2015年5月2日土曜 日):今シーズン初と なるワールド・サーフ・リーグ(WSL)のQS10000イベント「オークリー・ロウワーズ・プロ」が終了。サイズアップする3~5フィートのロウワー・ トラッスルズで行われたファイナルで、フリーペ・トリード(BRA)が、ジェレミー・フローレス(FRA)を下し優勝した。
ダイナミックなサーフィンで勝利を掴んだトリードは、2012年のガブリエル・メディーナ(BRA)、2011年のミゲール・プポ(BRA)の優勝に続く、3人連続でのブラジリアン・ウイナーとなった。
2014のQS勝利者であるトリードは現在、ゴールド・コーストでのCT開幕戦での優勝から、CTランキング第3位のポジションにいる。そして、今日のロウワー・トラッスルズでの勝利は、彼をQSランキングでセカンド・ポジションへとジャンプアップさせた。
「今週は最高に恵まれた一週間でしたね。家族や友達と沢山の時間も過ごせまし た。」と、トリードが言った。「彼らと過ごし最高のバイブレーションを感じました。今日の勝利は彼らのバイブスのお陰だと思っています。本当にリラックス してやれて、最高のサーフボードに自分自身を信じて試合に臨めました。全てが本当に素晴しかったです。」
優勝したフリーペ・トリード Image: WSL / Rowland
毎日のように最高得点を叩き出したトリードはイベントのフォームサーファーで、ファイナルデイもチャーリー・マーティン(GLP)、ダスティー・ペイン(HAW)を下してファイナルへ勝ち上がった。
まぶしいほど輝いていたヤング・ブラジリアンは、全ての波でエアリアル・マニューバーを見せ、フル・エフェクトのエアゲームで勝ち上がった。トリードは、スモール・インサイド・ウェイブでさえ、絶えずエクセレントスコアをマーク。イベントを通してラインナップを支配した。
「ワールド・タイトルは確かに自分の頭の中にあります。そして、僕は再びあのイエロー・ジャージを取り戻したいですね」と、トリードが続けた。
「次のCTイベントがあるブラジルは素晴らしいコンペティションとなるでしょうね。僕たちのホームで、多くのサポーターからの声援を受けるでしょう。昨年のガブリエルのワールド・タイトル後、ブラジルは信じられないほど盛り上がっていますよ。」
第2位となったジェレミー・フローレス(FRA): WSL / Rowland
惜しくも2位となったフローレスは、今シーズンにおけるCTのオーストラリアン・レッグで、2度の9位と25位で、現在CTランキングで第13位のポジションにいる。そんな彼にとって今日のファイナル進出は、2010年のパイプ・マスターズで優勝したとき以来のものとなった。
フローレスは、トリードとのファイナル前に、マイケル・ロドリゲス(BRA)、マイケル・ダンフィ(USA)、ウエイド・カーマイケル(AUS)を下し、イベントを通して支配的なパフォーマンスを見せていた。
「一週間ずっと応援してくれた皆に礼を言いたいですね。ここには素晴らしいバイブレーションがありました。」と、フローレスが言った。
「久し振りにここに来ましたが、いつも自分のホームに居るような気分でした。ト リードは、間違いなく、このようなコンディションでは世界一のサーファーですね。彼におめでとうを言いたいですね。また、良いときも悪いときも自分のそば にいてくれる、自分の友達とサポーターにお礼を言いたいです。」
第3位となったのは、ダスティ・ペイン(HAW)とオーストラリアン・パワーハウスのウエイド・カーマイケル(AUS)となった。
次ぎのWSL-QSイベントは、5月5日-10日まで、 ブラジルのサクアレマ、イタウナで行われるWSL-QS10000「クイックシルバー・プロ・サクアレマ」。こちらには大原洋人、安井拓海が参戦予定。Alternatesには新井洋人、大橋海人、大野修聖、稲葉玲王の名前がクレジットされている。
また、バリで開催中のWSL-QS「コムネ・バリ・プロ」では、ラウンド2を村上舜、椎葉順、喜納海人がラウンドアップ。田中海周は惜しくも敗退、H10に佐藤魁、H12に加藤嵐、H13に松下諒大が登場する。
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オフィシャルサイト:http://live.oakley.com/lowerspro/
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1229/oakley-lowers-pro
オークリー・ロウワーズ・プロ・ファイナル結果:
優勝:フリーペ・トリード(BRA)-16.13
第2位:ジェレミー・フローレス(FRA)-13.70
オークリー・ロウワーズ・プロ・セミファイナル結果:
SF 1:フリーペ・トリード(BRA)17.24 def.ダスティー・ペイン(HAW)13.27
SF 2:ジェレミー・フローレス(FRA)12.77 def.ウエイド・カーマイケル(AUS)11.30
オークリー・ロウワーズ・プロ・クオーターファイナル結果:
QF 1:フリーペ・トリード(BRA)15.00 def.チャーリー・マーティン(GLP)13.30
QF 2:ダスティー・ペイン(HAW)17.67 def.ヤイディン・ニコル(AUS)9.66
QF 3:ウエイド・カーマイケル(AUS)15.73 def.タナー・グダスカス(USA)14.50
QF 4:ジェレミー・フローレス(FRA)16.37 def.マイケル・ダンフィ(USA)14.23